開催要綱
1.趣 旨
3.11東日本大震災から1年以上の月日が過ぎた3月21日にふくしま復興支援学生ネットワークが福島県内で行ってきた復興支援活動の内容を発表する報告会を開催いたします。各大学・団体の活動報告を行い、県内外の多くの方にこれまでの活動を周知し、ネットワークのメンバーと参加者の方々が共に今後の福島のことを考えていただく機会になればと思っています。
また、どのような活動を行っていたのかを理解していただくだけではなく、参加者の皆さんと一緒に交流しながら個々人が互いに顔の見える関係となり新たな「つながり」を形成し、今後の活動へ生かしていくきっかけづくりの場になればと考えております。
ボランティア等に興味はあるが、行動に移せていない学生や、協力はしたいが学生の求めているニーズがわからないという社会人の方々に「つながり」を作る最初の一歩として、この報告会に足を運んでいただきたいと考えております。各方面から多くの意見を頂けましたら幸甚に存じますので、お気軽なご参加お待ちしております。
2.主 催
ふくしま復興支援学生ネットワーク
3.開催日時
平成24年3月21日(水)
13:00~17:30(開場 12:45)
4.会 場
パセナカ misse 1階 地域交流スペース(多目的ホール)
【住所:福島県福島市置賜町8-8】
URL:http://www.pasenakamisse.com/
5.参加対象
・ふくしま復興支援学生ネットワークに参加している大学の学生
・これまで1年間ボランティア活動に参加してきた学生
・これまでボランティア活動に踏み出せなかったけど、何かしたい学生
・ふくしまの学生の活動に協力したいけど、どう協力したらいいか分からない方
・ふくしまの学生がどのように動いているか知りたい方 などなど
6.参加費
無 料
7.プログラム
12:45~ | 開 場 |
13:00~13:50 | 第Ⅰ部 基調講演 「震災復興における今後の課題と展望 -阪神淡路大震災復興支援事例から-」 |
13:50~14:40 | 第Ⅱ部 パネルディスカッション 「ふくしまの学生たちがみるふくしまの現在(いま)」 |
15:00~16:30 | 第Ⅲ部 各大学・学校のブース報告会 |
16:40~17:00 | 第Ⅳ部 講評 |
17:00~17:30 | 第Ⅴ部 交流会 |
18:00 | 閉 場 |
1)基調講演講師:特定非営利活動法人ユースビジョン 代表 赤澤清孝 氏
2)パネラー:特定非営利活動法人ユースビジョン 代表 赤澤清孝 氏
福島学院大学 3 年 福島学院大学ボランティアセンター会長 山口小百合 氏
秋田大学 1 年 浪江町出身 ふくしまの集い代表 遠藤大輝 氏
コーディネーター:福島学院大学短期大学部 情報ビジネス科助手 木村信綱 氏
3)各大学・団体による活動報告
~学生と参加者で一緒にふくしまについて意見や情報共有をしながらの活動報告です~
参加大学・団体:福島大学、福島学院大学、桜の聖母短期大学、日本大学工学部、福島介護福祉専門学校、郡山健康科学専門学校、足湯隊、郡山女子大学、会津学生ボランティア連絡会(会津大学、会津短期大学、 仁愛看護専門学校)、いわき明星大学、ふくしまの集い
■基調講演講師・パネルディスカッションパネラー紹介
[赤澤 清孝(あかざわ・きよたか)]
1974 年生まれ。1995 年、阪神・淡路大震災に遭遇。学生や若者によるボランティア活動の意義や可能性を感じ、その翌年、学生有志できょうと学生ボランティアセンター(現・ユースビジョン)を設立し、代表に就任。大学院卒業後の2000年、同団体をNPO法人化し、専従職員となる。
その後、きょうとNPOセンター事務局次長を務め、同法人が運営する京都市市民活動総合センターの副センター長も兼務(2004-2007年)した。 現在は、ユースビジョン代表として、法人の運営を総括する傍ら、大学非常勤講師、複数のNPOの役職を兼務する など、様々な立場から若者の人材育成に取り組んでいる。
URL:http://blog.canpan.info/akazawa/profile
[山口小百合(やまぐち・さゆり)]
1988年にドイツで生まれる。福島県いわき市育ち。現在福島学院大学福祉心理学部三年。東日本大震災の直後から災害ボランティア開始。後に大学で福島学院大学ボランティアセ ンターを立ち上げ、会長を務める。物資仕分けや子育て支援などを中心に活動。心理支援 活動に力を入れている。
URL:http://www.facebook.com/profile.php?id=100003237996744
[遠藤 大輝(えんどう・だいき)]
福島県浪江町出身、双葉高卒。現在、秋田大学教育文化学部一年。 教育、ボランティア活動を大学生活のテーマに、大学生活を送る。昨年夏から、秋田大学学生復興支援団体のAKITAIDに所属し支援活動を始める。主に、秋田・宮城・岩手を中心に活動をしてきた。支援活動をしていく中、福島県から秋田県へ避難されてきた住民への支援に目を向け、昨年11月に支援チーム「ふくしまの集い」を結成、代表を務める。故郷、福島への情熱と愛情で日々奮闘中。
URL:http://www.facebook.com/profile.php?id=100002878286673
[木村 信綱(きむら・のぶつな)]
1979 年生まれ。新潟県長岡市出身。東北芸術工科大学卒。現在、福島学院大学短期大学 部情報ビジネス科助手。
URL:http://www.facebook.com/nobutsuna.KIMURA
8.申し込み方法&締め切り
ふくしま復興支援学生ネットワーク報告会 申し込みフォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/57ee8e05187489
締め切り 平成24年3月20日(火) ※当日参加可
9.問い合わせ
ふくしま復興支援学生ネットワーク事務局
担当 石田 沙季(桜の聖母短期大学 1年)
電話 080-3190-4261(f.gakusei.net@gmail.com)
≪ふくしま復興支援学生ネットワークとは?≫
ふくしま復興支援学生ネットワークは、2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに同年7月に正式発足した学生ネットワークです。3.11 東日本大震災後に被害を受けたふくしまの人たちを継続的に支援していくことを大 きな目的としています。
主な活動として月に 1 度の定期的な全体会議を通しての話し合い、各地域でのボランティア活動や共同ボランティア活動(足湯ボランティア、がんばっぺ体操等)といった活動 を行っています。
・ネットワーク発足までの経緯
復興支援活動のなかで団体や各個人が単体で活動したのでは、力が分散してしまい、課題解決へ向かうことが大変困難な状況でした。そこでまず、学生にとっての復興へ向けた 第一歩は「手を取り合っていくこと」。ふくしま県内にある大学・短大・専門学校がそれぞれを認め合い、理解し、互いの良さを活かしながら活動することが、大きな力になっていくと考えました。
そうしてできたつながりは学生だけで終わらず、このネットワークが大学や民間、行政までをも巻き込む「窓口」となることで、地域の市民をも巻き込むことができるのではないかと思い、発足したネットワークです。