避難所の辛さがわかるからこそ、
少しでも元気づけたいと思って始めたコーヒーサービス
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▲2011年8月に栃木県で開催した「のびのびキャンプ」 |
カンベンガ・マリールイズさん(NPO法人「ルワンダの教育を考える会」理事長)は、震災後、避難所や仮設住宅を訪ねて同会のメンバーが焼いたクッキーやケーキと一緒に「ルワンダのコーヒーを楽しむ会」を開いてきました。
「ルワンダの内戦を逃れて難民キャンプで過ごした経験がある私は、避難所の辛さ、自分の家に住めない辛さ、どれも自分のことのように分かります。少しでも元気づけたいと思って始めました」。
その後、支援活動を通して知り合った畿央大学(奈良県)と共同で福島の子どもたちのための「心と体のストレッチ! のびのびキャンプ2011」を開催するなど、幅を広げながら今もコーヒーサービスを続けています。
大切なのは長く続けること。
毎月決まった日に仮設住宅に出かけて「来月もまた会いましょう」と約束をして、それがお互いの楽しみになるような活動を続けていきたいそうです。
●連絡先●
特定非営利法人ルワンダの教育を考える会
TEL024-533-8289