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| シンガーソングライター 高橋 佳生さん (仙台市在住) |
2009年まで13年間、福島でラジオ番組を担当していた僕にとって福島は、第三の故郷です。
震災後は、東京や広島の友人達が送ってくれた支援物資と僕の歌とを持って宮城や福島の避難所を巡りました。
驚いたのは子どもたちのパワーです。
どんな状況下にあってもくったくのない笑顔で周りを明るくしていました。
その笑顔に僕が励まされることも度々ありました。
僕の歌に自分の人生や思い、夢、希望、祈りを重ねながら涙されていた皆さんの姿も忘れられません。
もうすぐ春です。皆さんが一日も早く美しい故郷と日常を取り戻せるようこれからもお手伝いしていきたいと思っています。冬は必ず春となる。